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非規定で、行使を。

2011年04月14日

中国語に翻訳された私の詩

今日、
出かけていた時に思い出したのですけど。

確か私が30歳くらいの時に、
中国の日本文学研究会の方が
私が参加していた詩の勉強会の先生に、
北海道の詩人の作品を集めた書籍を中国で発行したい、
翻訳は中国の日本文学研究会でおこなうけど、
印刷代他は日本側で負担してほしい、
ということで、
5000円で参加した時のものです。

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※クリックで拡大します。

中国語は良く分からないのですけど、
わりと誉められてる印象。

以下は日本語での元のものです。
書いたのは27歳の時かな?
なつかしいですけども。
 
 
  『異世界の人達へ』 

衣を手わたさないでくれ

冷凍庫の
  不凍の脳髄

涼しい表面を透過する
  海猫の翼の窓を
    開けている

月面に並べたトーテムポールの太陽暦は
  動力で浮かべた円周を行く
    腕時計を見つめた
      ビジネスメン are

熱帯魚のかけらが
  蒸発している

日時計の正午
緑の陰の
  コンクリート塀
氷の鏡面を透視する
  土の香りが
    濡れている

超光速の
  熱気球
 
 
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2011年02月07日

『星々と歌』

  『星々と歌』

星々をより良く観たいという私自身への思いに
  正しく応えるため 望遠鏡を調整して

命は平安に オレンジに灯りながら
  とぎれることのない未来と戯れる

清水の一滴(ひとしずく)は
  星々と共に心に瞬き(またたき)

  心を宇宙に変えていく

人々は歌いながら ときどき
  歌が指し示すものが何かを見失うけど

  その先には星々と等しい永遠が
    私達の命と結びつき

    揺れている
 
 
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2011年02月02日

『浮草は流れてしまった』[詩]

昔、私が誌を書きためたノートを、ふと読んでみました。
面白かったので一つ。

 『浮草は流れてしまった』

道路を歩く
(道を歩いている)
街なみに目をやる
(大気を呼吸している)
手をあげてタクシーをとめる
(筋肉は脈うっている)
生命は星と心に照らされている

ビーフステーキの焼けるにおいだ
(牛を食べるときがきた)
ガソリンの燃える排気煙だ
(大地を食べるときがきた)
オーディオとテレビと工場は有限だ
子牛が生まれる前に死んでしまう

私は正しいと言う
(彼はまちがっていると言う)
昨日のテレビの話だ
(消費についての話だ)
ファッションと車ときどったジョークを
タペストリーにして壁にかざる
正直なところ私は
この部屋の外に出たことがない

工業的大量生産による幸せは
(文化的大量消費されるたくさんの生命は)
ガソリンの川を流れる浮草のようだ
(月に照らされ無限を呼吸するだろう)
スイッチひとつで闇のかなたに消えてしまう


  (1990年9月24日創作)

昔の私もがんばってたんだなぁ・・・。(^^)
 
 
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