あなたは、
存在するゆえの直感を持つ、
原理への反応系です。

非規定で、行使を。

2012年04月01日

ソース化

ここ数日の私の活動とブログなどへの反応において、
以下のことが分かった。

インターネットという実在と、
その人自身が長年かけて修得した技法の実在と、
その人の活動の実在の、

三つの実在の相互作用により、

人にはインターネットを通してソース化する高い可能性がある。※

※ソース:原典、源泉などの意味。

例えば寿司職人が世界の料理について彼の知識や経験、
センスやフィーリングなどについて英語で語れば、※
その個性と技能に応じて、
インターネットのなかでソース化する可能性が高い。

※相手の国の料理の批判になってはいけない。


2011-12-16公開

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詩の創り方(1)

これから、時々、詩の創り方をご紹介いたします。

【シュールの詩の創り方】

Step1.言葉を分解する
言葉を、言葉に利用できる意味や感覚に従って、分解します。
例1)「火」という言葉に利用できる意味や感覚
 「揺れ 流れ 熱 上昇 命 怒り 螺旋 破壊 他」
例2)「生」という言葉に利用できる意味や感覚
 「成長 衰弱 幸福 不幸 変化 挑戦 活動 他」

Step2.分解したものを組み合わせてみる
分解された、言葉に利用できる意味や感覚は、組み合わせると比喩になる。
例3)火:「上昇する螺旋」「揺れる破壊」「流れていく熱」
例4)生:「活動する衰弱」「挑戦する変化」「成長する不幸」

Step3.組み合わされたものをまぜあわせる
Step2まででできた比喩を、新しい言葉を取り入れながら、自由に混ぜ合わせます。
例5)「活動する衰弱は 地上に向かって上昇する 螺旋 であり 成長する変化」

ポイントは、言葉を「考え」ではなく「イメージ(風景や写真や抽象的なものも含め)」に、頭のなかで置き換え、このイメージどおしを互いに自由に関係づけて、それを再度言葉に置き換えていくことです。

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※素材辞典から


2005-03-29公開

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詩の創り方(2)

【レトリックの詩の創り方】

Step1を、あえて「詩の創り方(1)」と同じものにしてみました。
比較をしやすくなるのではないかと思いまして。

Step1.言葉を分解する
言葉を、言葉に利用できる意味や感覚に従って、分解します。
例1)「火」という言葉に利用できる意味や感覚
 「揺れ 流れ 熱 上昇 命 怒り 螺旋 破壊 他」
例2)「生」という言葉に利用できる意味や感覚
 「成長 衰弱 幸福 不幸 変化 挑戦 活動 他」

Step2.分解したものと元の言葉を組み合わせてみる
分解された言葉に対応する意味や感覚を、分解する前の言葉と組み合わせる。
例3)「火は成長する」「火は怒りを隠さない」「火は螺旋を描く」
例4)「生は不幸になっていく」「生は挑戦へと」「生は衰弱をこばめない」

Step3.主とした元の言葉で感覚を躍らせる
Step2まででできた比喩を、キーワードとなる元の言葉で、さまざまに組み合わせます。
例5)「火は成長していく 不幸になる生を拒まず 螺旋を描く 火は 怒りを隠さないまま」

ポイントは、いくつかの元になる言葉を、言葉による印象の展開の節目で繰り返すことで、連続して表れる新しい印象が、以前の印象と相互に関係させられることで、美となるようにすることです。

SV011.BMP
※素材辞典より

−日記−
なんてんでしょうね、不安性抑うつ症などと、気づきもしなかったです。


2005-04-02公開

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詩の創り方(3)

【芸術による憧れ】

哲学の記号論をする方々、あるいは言語学者は、全てを記述できる「完全言語」への憧れを持ちます。
物理学者は、時間や心までを説明できる物理法則を探求します。

私には、論理の力で、真実あるいは神あるいは宇宙を解明できるかは、分かりません。
これらの方々の成果を待つばかりです。

宗教家は、真実や神について語ります。
その際、音楽や詩や踊りを用います。
なぜでしょうか?

調和を感じる能力、あるいは調和を生み出す能力は、人間がもともと持っているものです。
調和があらわれると、現実に経験する物事だけでなく、この物事と関連する物事全体を経験することを、期待するようになります。

  目の前に花がある。空を見上げれば宇宙を思う。
  私たちは地上を離れていないのに、宇宙に大輪の花を期待する。
  賛美歌が響く。
  私たちは、この世界に大輪の花を咲かせようと約束する。
  そして言う。「美しい」と。

調和の能力で、私たちは、とても小さな事実を宇宙全体と関連づけ、表現へと、進んでいくことができます。
もちろん「表現」であり「法則」ではありません。しかし「美」が働くと、想像力は翼を持ちます。

想像力が無ければ、思考は砂漠のように、人生を空虚に感じさせることでしょう。

私たちは、日常、小さな物事を感じます。しかし美には、大きいも小さいも無いのです。
美において、全ての物事は全体と関係させられ、真実を予感させられ、想像は導かれます。

いかなる物事にも、調和の能力を働かせ、美の役割の準備としていくことができます。

詩の創り方として具体的に言えば、作品を求めるよりも前に、ささやかなことにも比喩をつくる習慣を大切にしたい、となるでしょう。

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〜「ガラス玉遊戯で考え中」の図〜

−日記−
私の最も愛する芸術であるガラス玉遊戯も、芸術の本質においては、詩と変わりません。
他の芸術は詳しくないのですが、やはり本質は同じではないかと、例えばピアニストとお話しをすると、感じます。
もっとも、それぞれの芸術で、その主たる影響力はやはり、異なっているとは思います。
例えば、ガラス玉遊戯は現象に関係しやすい芸術ですが、音楽は音という現象そのものを扱います。

精神を傷め、抑うつの時、私は何もできない人間なんだと感じます。
しかし、ガラス玉遊戯を扱いはじめると、私の心に反して、私の人生をも支えてくれそうな様子が、図式のなかに浮かんできます。

美の調和は、損傷した私さえ部分として、全体・真実・想像・その他を、私の前に広げてくれます。

人生は過酷だったけど、過去の一瞬一瞬の私自身の積み重ねが、いま私を助けようとしてくれています。

だから、この一瞬も、私はあきらめない。救われることを。喜びの日が訪れることを。


2005-04-03公開


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『段階』 ヘルマン・ヘッセ

  『段階』   ヘルマン・ヘッセ  響 訳


それぞれの花がしぼむように それぞれの若さが
老いに遠ざかっていくように 知恵はまた そして
高潔な心は その時を咲き 永遠に続くことはできない
勇気を持ち 悲しむことなく 異なった 新しい
かかわりを自らに与えるため 心は命の呼びかけに
別れと新しい始まりを 覚悟しなければならない
それぞれの始めに魔法が宿り 生きることについて私たちを
守り 助ける


いどころから いどころへ 通り抜けなければならず
故郷のようなものに 愛着することはできない
世界精神は しばりつけたり せまくするのではなく
段階から 段階へ 私たちを高め 広げる
親しみある命の圏へ くつろぎへ 住めることなどわずかで
弛緩には脅しをかけ 出発の準備のできた旅人だけが
なえさせる習慣づけから身をかわせる


たぶん 死の瞬間もまた 私たちを新しい いどころへ若く
立ち返らせ 生命の呼び声は一度として止まないだろう...
ならば さあ心よ 別れよう はれやかに!


  Stufen    Hermann Hesse


Wie jede Bluete welkt und jede Jugend
Dem Alter weicht, blueht jede Lebensstufe
Blueht jede Weisheit auch und jede Tugend
Zu ehrer Zeit und darf nicht ewig dauern.
Es muss das Herz bei jedem Lebensrufe
Bereit zum Abschied sein und Neubeginne,
Um sich in Tapherkeit und ohne Trauern
In andre, neue Bindungen zu geben.
Und jedem Anfang wohnt ein Zauber inne,
Der uns beschuetzt und der uns hilft, zu leben.


Wir sollen heiter Raum um Raum durchschreiten,
An keinem wie an einer Heimat haengen,
Der Weltgeist will nicht fesseln uns und engen,
Er will uns Stuf' um Stufe heben, weiten.
Kaum sind wir heimisch einem Lebenskreise
Und traulich eingewohnt, so droht Erschlaffen,
Nur wer bereit zu Aufbruch ist und Reise,
Mag laehmender Gewoehnung sich entraffen.


Es wird vielleicht auch noch die Todesstunde
Uns neuen Raeumen jung entgegensenden,
Des Lebens Ruf an uns wird niemals enden...
Wohlan denn, Herz, nimm Abschied und gesunde!



SV011.BMP
※素材辞典より


2005-04-29公開

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